クジラの宝箱

絵本や児童文学など、ワクワクするものをまとめるブログです。

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子供時代に帰るブログ。絵本や児童文学を中心に、癒されるもの、ワクワクするものをご紹介します。

内向的で生きづらい=ダメな人、ではない!

内向的ときくと、ネガティブなイメージがありませんか?

 

私はとても話下手で、面白い話もできないし、人と話すのが怖いし疲れるし好きじゃないし、そもそも友達を欲しいと思うことがあんまりないし、内向的な自分は社会不適合者なんだ…と思って生きてきました。

ただ生きているだけなのに、なんでこんなに疲れるの…人生ってハードモードだなあ…と何度思ったかわかりません。

 

でも、とあるきっかけで心理学における「内向的」の意味や特徴を知ってから、「あれ、内向的ってそんなに悪くないんじゃないか?むしろ可能性を秘めているのでは!?」と今の自分に少し期待できるようになりました。

 

ということで、心理学における「内向的」な性格の特徴について紹介しようと思います。

内向的と外向的の意味

内向的というと「人見知り、口下手、人付き合いが苦手、静か」。

外向的というと「社交的、誰とでもうまくやっていける、明るい」。

 

こんなふうに、性格を表す言葉として使いませんか?

 

私もこれまで、自分の性格を表すときなんかに「内向的で人見知りで…」という感じで使っていました。

たしかに、結果的に性格の特徴で言うと間違ってないのですが、本当の意味としては「性格を表す言葉」ではありません。

 

いまでは日常生活でふつうに使われる「内向的」「外向的」という言葉ですが、もともとは心理学の用語でした。

心のお医者さまが悩みを抱えるクライアントについて理解を深めていくときの「助け」となるように…と指標として出来たのが分析心理学です。分析心理学では、クライアントの悩みや性格を把握しやすくするために、人をいくつかのタイプに分類しています。

そのタイプは大きく2つのグループに分けられていて、そのグループを「内向」と「外向」と呼んでいます。

 

心理学では、物事に対する関心や興味が、「自分の主観によるところが大きい」のであれば内向。「自分の外側の出来事や人に置かれている」のであれば外向といいます。

 つまり、内向的・外向的とは、

  • 物事に対する価値基準が自分の内にあるのか外にあるのか。

という違いであって、ただの考え方の特徴でしかありません。

 

簡単に言ってしまうと、自分が好きだからその仕事に就きたい(内向)のか、一般的に価値が高いと言われているからその仕事に就きたい(外向)のか、といった違いです。

 

この内向か外向かによって、「口下手」だったり、「社交的」といった行動の傾向が出てきます。これを私たちは日頃、内向的な性格、外向的な性格と言っているのですね。

 

内向的な性格の強み

内向的な人の意識が「自分の内側」に向いているのは、「外部の刺激に敏感」という特徴があるからともいわれます。

私もそうなのですが、イライラしている人の近くで過ごしていると自分まで強烈なストレスを感じることがありませんか?だから、自分の内側にこもっていたほうが安全なんだと思います。

 

でも、そんな性格だからこその長所もあります。

  • 感受性が強い
  • 本質的なことを考えるのが得意
  • 自制心が高い
  • 没頭できる環境さえあれば集中力が高い
  • 深く、長時間考えることが苦にならない
  • 発想力がありクリエイティブ
  • 意外と信念が強く、ちょっとのトラブルでは芯がぶれない

向いている仕事や環境さえ見つけてさえしまえば、無理に変わろうとしなくても十分に活躍できる能力や才能があるのです。何にもできない人間ではないのです。

 

内向的で生き辛いのは「環境が合っていないだけ」

私は、内向的というのが「興味関心や価値基準が自分の内側に向いていること」であると知ったとき、

「別に自分が悪いわけじゃなくて、ダメだと思っていたのはただの特徴だったのか。しかもその特徴が現状の社会に評価されにくいだけか」と気づいて、だいぶ楽になりました。

 

無意識に、口下手だったり些細なことがストレスになってしまう自分を、無能!使えない!ダメ人間!と思い込んでいたのですが、それをただの「特徴」だと捉えることができた上に、その特徴を活かす環境や仕事へシフトしようと思うことができたことで、未来に希望を持つことができました。

 

内向的な人が無理に外向的になろうと(反対もしかり)すると、どこかでつまづいたり、心が音を上げてしまい、障害が出てきてしまう例は決して珍しくないです。

実際に私も、大学に入学したばかりの頃、暗い性格を直そうと意気込んで無理に明るく振舞っていたら、心が疲弊してしまい、しばらく引きこもりのようになってしまった時期がありました。

 

内向的だと「現状の社会」には適応しづらく、壁を感じることもあるかもしれません。

そんな自分らに必要なのは、気合で壁を越えようとすることではなく、「自分にとって快適な環境とは何なのか」をまず理解することなのではないでしょうか。

 

快適な環境さえ作ってしまえば、私たちのような内向的な者だって頑張れますし、思う存分仕事に打ち込むことができます。そうすれば、これまでのような過剰なストレスとは無縁で、むしろ快適な生活を送ることができるはず!

内向的だから人生終わたと思っている方は、ここからが本番だー!